皆さんもご存知の菊川南陵高等学校。夏の高校野球県大会で常葉菊川高等学校と同市決勝戦を演じたり、内部告発事件でマスコミの話題となったり、何かと話題の南陵高校です。
座長も公立中学校を退職後、4年間お世話になりましたが、不登校対応主任から副校長、そして通学型通信講師まで、いろいろな仕事をやらせてもらった思い出深い学校です。
そんな南陵高校が今年度の生徒募集を停止したというニュースは小笠掛川地区の中学校関係者に少なからずショックを与えました。なぜなら、南陵高校は中学校時代に何らかの理由で登校出来なかったり、授業を受けられなかったりした生徒たちに、再生のチャンスを与えてくれる学校だったからです。
座長も淋しい気持ちでいたわけですが、先日、ふとしたことから南陵高校を訪問しました。そこで知ったことですが、確かに全日制の募集は停止したけれども、来年からまた通学型通信「りん」は生徒募集をするそうです。
座長も「りん」では3年ほど授業を担当していましたが、3人〜5人くらいの少人数で行う授業は生徒たちにとってていねいでわかりやすい方式であったと思います。教える先生たちも高校や中学校で長年教鞭をとってきたベテランばかりで安心安定の授業でした。
中学校時代に何らかの理由で、不登校になったり別室登校になったりした生徒たちにとっては、自分をやり直すことができる素晴らしいところだと思います。ここで学び、国公立大学に進学した生徒もいます。座長もまた機会があればお手伝いできればと思っています。
南陵高校はどっこいまだ生きているのです!